ミラーを変える効果と種類
ミラー交換はバイクの見た目を大きく変えることができる、手軽で効果的なカスタムの1つです。自分のバイクのスタイルや目的に合った種類を見つけることがデザインアップの鍵となります。ネイキッドバイクなどでよく使われるのは、ハンドルのクランプ部分に取り付ける標準的なタイプです。
また、カフェレーサーなどのカスタムで人気を集めているのが、ハンドルの先端に取り付けるバーエンドミラーです。車体を低く見せる効果があり、スポーティーな印象を強くしてくれます。さらに、フルカウルのスポーツバイクに多いカウルマウントタイプもあります。種類によってデザインの方向性だけでなく、後方の見え方や視界の広さが変わるのが特徴です。
選び方と注意すべきポイント
好みのデザインを見つけた際、購入する前に必ず確認しなければならない注意点があります。それは、違反にならないための保安基準を確認することです。バイクのミラーは後方の視界を確保する重要な安全部品であるため、法律でサイズや形状の基準が明確に定められています。
具体的には、鏡の面積が一定以上の大きさを持っていることや、歩行者などに接触した際に衝撃を和らげる構造になっていることが求められます。平成19年以降に製造されたバイクの場合は基準がより厳しくなっており、面積が小さすぎるミラーをつけると車検に通らないだけでなく、取り締まりの対象になる可能性もあります。パッケージに車検対応と記載されているものを選ぶと安心です。
自分でできるミラーの基本的な交換手順
ミラーの交換手順は比較的シンプルなので、初心者でも適切な工具があれば自分で行うことができます。基本的にはサイズの合ったスパナやレンチを2本用意し、根元のナットを緩めて古いミラーを取り外し、新しいものを取り付けるという流れになります。
ここで特に注意しなければならないのが、ネジの回す方向です。多くのバイクは右回りで締まる正ネジを採用していますが、ヤマハ車などの右側ミラーには、風圧で緩むのを防ぐために左回りで締まる逆ネジが使われていることがよくあります。事前に自分のバイクのネジの向きと太さを確認しておくことが失敗しないためのコツです。
視認性を高める角度調整のコツ
新しいミラーをしっかりと車体に固定できたら、最後に行うのが乗車姿勢での角度調整です。ミラー交換の本来の目的は視認性をアップさせて安全に走行することにあるため、この調整作業は非常に重要になります。センタースタンドなどを立てた状態で合わせるのではなく、実際にシートにまたがり、普段運転している時の自然な姿勢になってから角度を微調整していくのがポイントです。
鏡の面積の3分の1くらいに自分の肩や腕が少し映り込むように角度を合わせると、後方の死角を減らして広い範囲を確認しやすくなります。私もミラーを交換した直後は、安全な直線道路を走りながら、後続車がしっかり確認できるかをテストするようにしています。
