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  3. 査定士との信頼関係も大切

バイクの修理歴や事故歴は記録しておくこと

バイクをできるだけ高額で売却したいなら、それを査定してくれる査定士と信頼関係をしっかり築き上げておくことが大切です。
その前提として、売りたいバイクに関する修理歴や事故歴はすべて記録しておき、査定の際にそれを見せるようにしましょう。

人によっては「不利になる情報は事前に伝えたくないから」と、修理歴や事故歴を隠して査定してもらおうとすることがあります。
しかしプロの目から見れば、ユーザーが言わなくても修理歴があるかどうかは一目瞭然です。
それなのにユーザーが隠すような素振りをしていると、「ほかにももっと問題があるんじゃないだろうか」と不審に感じてしまうので、通常よりも厳しい査定になってしまうでしょう。
それ以外に特に問題が見つからなかったとしても、「念のため査定額を下げておこう」とまで思うかもしれません。

それもこれも、査定士との信頼関係が築けなかったためです。
たとえ修理歴や事故歴があるとしても隠さないでください。
また、修理した箇所が複数ある場合はきちんと記録しておきましょう。

いずれにせよ、日ごろからバイクをメンテナンスしておくことが大切です。
日ごろからメンテナンスしておけば愛車の状況を常に把握しておけますし、そもそもバイクが良好なコンディションを保てるので高額査定につながります。
査定士としても、きちんとメンテナンスされているバイクを見ると「大切に乗ってきたんだな」とユーザーに好感を抱きます。

なお、乗る機会の少なくなったバイクだとしても、定期的にエンジンはかけましょう。
またそのまま雨ざらしにするのではなく、カバーをかけておき、たまには洗車もしてください。
それなら、たとえ年式の低いバイクであっても査定士に好印象を与えることができます。

自分の気持ちは査定士にきちんと伝えよう

バイクを高値で売る方法として、何社かの買取業者に相見積もりを取る方法があります。
この方法はすでに一般に普及しており、実際にやったことがあるという人も少なくないでしょう。
最近ではネットで簡単に相見積もりが取れるサービスもありますが、愛車をできるだけ高額で売りたいなら、査定士に自分の気持ちをしっかり伝えることです。

相見積もりの場合、最終的に売却する相手以外は、査定だけしてもらって売却を断ることになります。
査定する側にとっては売ってもらわなければ利益にならないので、冷やかしの見積もりには低めの査定額を提示するでしょう。
相手に限界まで高額な査定額を提示してもらいたいなら、あなたも本気で売りたいという気持ちを伝えなければなりません。
即決してもいい売却価格や、いつまでに手渡せるという売却時期など具体的な要望を伝えると、査定士にも「本気で売りたい」という気持ちが伝わるでしょう。